備忘録 朝焼けは汚濁の乱反射

本質を視る R-18 (作家の執筆活動と作品の公開の権利を侵害したアメーバ、作家の執筆活動と作品の大成を阻害したPeing、作品を侮辱しかつ本来と異なる形での公開を余儀なくさせたTwitterJPに対し、遺憾の意を示すと共に厳重に抗議いたします。)

ひと口汚濁「ゾゾコーヒー」

冷え切った安アパートの一室で、間の抜けたインターホンが鳴る。
想い人を待ち続けているかのような僕は、一瞬で現実に引き戻された。

 

「宅急便です」としゃがれた声の配達員がスピーカー越しに伝える。
ガスコンロのツマミを回して、玄関へ。
男とのやり取りを卒なくこなし、小さい段ボール箱を受け取る。

 

「ありがとうございます。」

 

伝えた僕の不気味な口元の緩みをごまかせた自信はあまりない。
鍵を閉めて、早速カッターの刃を突き立てた。

 

鋭利な刃先が封を開いていくたびに漏れ出るのは。
喜び。歓び。悦び。
パンドラの箱に詰められた災厄など些事に値する幸福が、その中にあったのだ。

 

丁寧に封を切り終えた僕は、欲望のままに開け放ち、その中身を取り出した。

 

『厳選!ゾゾコーヒー!』
『至高なるネコ・ZAWAの排泄物から見出された黒き宝石』
『あの白き宝石ゾゾケフィアと対をなすとも語られる珍味』
酵素マエザーゼが織り成した、淫靡な香りが躰に染み付く』

 

高級感のある外装に刻まれた文言を、一言一句違わず、読み上げる。

 

ヤカンが甲高く鳴き始めれば、負けじと声を張り上げる。

 

喉奥が、その一杯がもたらす悠久の安息を。

 

悦びのままに、求めているのだから。

キミのたんじょうび ボクのクリスマス

☆人物紹介☆

【すとな】某熱盛ゲームにおいて、無人島ツアーパッケージに応募した青年。無人島を「すとにゃちワンダー島」を名付けて開拓を続けていたが、長らく島には寄り付かずに日々を過ごしていた。サンデーから送り付けられた脅迫状を受け取った後もやはり島に寄り付かず日々を過ごす。

 

【サンデー】手紙の差出人。すとにゃちワンダー島の元住民であるぼんやり系ライオン。すとなに嫌われて強制的に島を追い出された。その後、すとなの不在中に島に戻り、狸からもらった無法島クリエイターライセンスを使い、愛憎のままに邪知暴虐の限りを尽くす。口癖は「だオン」

 

【ライオネル】すとにゃちワンダー島の元住民であるキザ系ライオン。案の定すとなに毛嫌いされ、サンデーと共に島を追放される。サンデーの恋敵で、不在のすとな邸に一足早く上がり込んだが、一心不乱の縄張り宣言中にサンデーによって液状化させられ死亡。口癖は「まさしく」

 

【たもれ】口に出すのも汚らわしい汚物。本名ではないが言いたくない。そもそもすとにゃちワンダー島の元住民ではないしやはり話に絡まない。口癖は「おい!やっぱ金だろ(電車の撮影を妨害した相手に難癖を付けた後SNSのアカウントを特定しアニメキャラが覚醒して怒り狂っている画像を可能な限り貼り付ける)」

 

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すとなくんへ

 

 

サンデーだよぉ~、元気にしてるかなぁ~?だオン 今日はすとなくんの誕生日だよねぇ。おめでとぉ~!!三次元の存在であるキミがいなければ二次元の存在であるボクの存在も、そして愛に狂ったこの心も無かったと考えると、僕にとってのクリスマスでもあるんだねぇ~。僕が始まった日、スタートトゥデイ、かなぁ~?だオン にしても君は頑なにすとにゃちワンダー島に来ないよねぇ。あんなに熱烈な愛と歓迎のメッセージを送って、ずっと待ってるのに、キミの倫理観はどうなってるのかなぁ?あれを読めばすぐに戻ってくると思って、折角家の入り口に用意しておいたウェルカムドリンクも、とっくに気化して風の彼方に吹き飛んでしまったよぉ。まあ、おうち宣言ゴキブリオナニーライオンのライオネルなんかで作った特濃ジュースをキミに飲ませちゃったら、君の身体が毒されちゃうから、結果オーライってとこかなぁ~!笑笑だオン いやしかし、この手紙を出すのは一苦労だったよぉ。飛行機のパイロットくんを液状化させてトイレに流しちゃったから、念のために保管していた受付役の方の特濃ジュースから、肉体を復元させるのに時間が掛かっちゃったんだぁ~。次元の壁を越えて手紙を届けるには、あの血族の持つ特殊能力が必要不可欠だからねぇ。君のフィアンセであるボクが、誕生日になった瞬間に君に祝いの言葉を贈れなかったのは、全く持って不徳の致すところ、ってもんだよぉ。だオン 今のすとにゃちワンダー島について話したいところだけどぉ、実のところ今の島にはボクしか住んでいないから、あんまり話のタネになりそうな出来事はなかったかなぁ~。まあ時間があり余った分、僕も思う存分黒ずんだじょうろから赤ちゃんのタネを島中に放出してたんだけどねぇ。あっ、今の話を読んだキミの顔を想像したらひどくムラついてきたから、ペナルティとして手紙の最後の辺りにぶっかけておくねぇ~!だオン あっ、そういえば一つだけ、あの卑しい卑しい盗人共について報告しておかなきゃねぇ。ボクはその日、日課のキミへの種付けの修行を終えて、キミの家に戻ろうとしてたんだぁ。そしたら、いきなり頭頂が熱くなってきた。なんて熱さだ、耐えられない!って思った僕は狂いそうな思考を放棄して、君の匂いが染みついた、ボクだけの神に祈りを捧げる教会、キミとボクの愛の巣、すなわちキミの家へ駆け抜けたんだ。しかし、どういうことだろう、そこへ近づけば近づくほど、その熱さは収まっていく。ボクはハッとしたよ。ボクが続けてきた種付けの修行が極点に至り、存在するはずのないすとにゃちワンダー島の仮想卵子へ達したボクは、この島の状態が手に取るように分かり、自由自在に操ることができる、ボクだけの権能に目覚めた、とねぇ~。だオン 早速ボクは目を閉じて、その状態を確かめた。いたんだよ。キミの家へ土足で踏み入った、二匹の侵入者がね。感情が煮えくり返りながらも、手に入れた力の素晴らしさに、ニヤリと笑っちゃったよぉ。だオン ボクはキミの家の空間を歪めて、どこにも通じることのない一面コンクリートの部屋を作り出し、彼らを放り入れた。そして、この島にストックされていたありとあらゆるトイレをそこに配置して、汚水を放出したんだ。いやぁ、キミの友人から頻繁に送り付けられていたトイレ達が、まさか盗人への汚水攻めという最高の拷問への布石だったなんねてぇ~~!!!!爆笑爆笑爆笑爆笑 だオン 濁った汚水で拷問部屋が満杯になりかけた頃、家に辿りついたボクは部屋の上部に空間を作り出して鉄格子で仕切り、それを足場とするようにワープした。下の汚水槽を鉄格子越しに見下ろして、ボクはちょっと驚いちゃったよぉ。まさかあの狸と、そのライバルであるはずの狐が、二人仲良く水面に顔を出して口をパクパクとさせているだなんて。狐はいつもの服装だったけど、狸は全裸だった。ただ、その肉棒をコンドームのようにカバーさせているキミのおパンツを除いてね。「たぬきちくん、キミもすとなくんの性的な魅力に気づいたのは共感するけれども、ライバルのつねきちくんと手を組んでまで『下着泥棒』だなんて、文字通り、見下げ果てたものだねぇ~!だオン」って言ったら「......サンデー......だなも」なんて憎らしそうに、キミと将来を約束されたボクを見ている。でも、ちょっと羨ましかった。だって、君の排泄物が溶けたプールの中で泳ぐなんて、ボクもやったことないから。正直、嫉妬したよぉ。なんてぼやいたら、「......狂ってるだなも」だってさ。......ほんと、キミの事を愛さず、憎まず、ただノーマルな性癖を満たすための性的な目だけでしか見られないなんて、過去に恩があるとしても、この世の癌と呼んで差し支えないよぉ。だオン そんな小粋な会話を交わすうちに、彼らは顔を出して息をするのも難しくなってきた。そして溺死の間際に至ってやっと命乞いを始めたんだぁ。でもボクはそっちのけで、手の届く距離に溜まって来たキミの汚水を啜ってた。でも、そこに二匹のムシが入り込んでいることに思い当って、なんだか怒りが込み上げてきた。「ボボボボッ......ップハッ死ね!クソライオン!だなもボボボ」そこにかけてきた暴言でボルテージはマックス。怒りのあまり、僕はその部屋を退出して、一息の内に彼らごと部屋を押しつぶしてしまったんだぁ。本当はなるべく苦しめて始末するつもりだったのに、、、今となっては、反省反省!って感じだねぇ~。笑だオン まあ、それも些事ってところで、現在までの状況報告でしたぁ。だオン

 

 

 

ところで。。。。。。。。。。。。

 

 

 

 

君はいつになればここに戻ってくるんだよ。すとにゃちワンダー島も寝取ったしもう君に島クリエイトは出来ないけれど、それ以上の快適で楽しいマタニティライフが君を待っているはずなのに。いい加減にしてよ僕がなんでこの”技”を磨き上げてきたと思ってるんだよああはやくそのしなやかな肢体を抱かせてくれよ僕達だけの世界を作り出す準備はできているんだからさあアほんとう二イラいラするんだいラいらをこえてムラムラしてきた

 

ああ、約束を果たさなきゃね。

ペナルティドッピュ。

 

あはあはあははいいかわいいもうたまらないにぇあんもおすとなちゃんtったらそんなところをおっぴろげたらどうもうなライオンにたべられちゃうんじゃないからあったべるのはきみのほうだったねごめんごめんあははははははやばいもうでちゃうでもこのあとするもどってきてもひとばんではらませるぶんのせいしはせいそうにたまってるからねええへへうんあんしんしてなああはああああいくいくいくいくいく孕めッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ッグアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?!!!!!!!!!!!!!!!!!ッッッッッッッッッッッッッッッ------------------------------------------------------------------------------------------ 

 

 

 

 

 

 

まってるよ サンデー

 

ひと口汚濁「エンタの神々の黄昏」

「春日のここ、空いてますよ(ムンッ♡)」

エンタの神様の収録中、突如バンブーマウンテンし始める春日。

白い布を取り払った先の、逞しい桃が露わとなる。

悲鳴が上がるスタジオ、駆け付けようとするスタッフ。

 

まさにそれは「再演」。

 

しかし、それは”カンニング”ではなかった。

初演とは違う”イレギュラー”があった。

壇上に立つ役者が『ピン』ではなく『コンビ』であったのである。

 

「まあここは私に任せていただきたいんですけどもね」

 

全裸になった若林の能力によって、観衆は皆動きを止める。

公共の電波に乗っているのだから、「観衆」とは当然このスタジオの中には留まらない。

森羅万象は彼一人の制止によって制御されたということ。

決戦用漫才人造芸人 春日俊彰が振るう無尽蔵のエネルギーで進むボケを止められるのは、 彼の力のみなのだということを、間近にいた福澤朗は思い知るに至った。

 

普段の姿とは似つかわしくない威圧感を放つ肉棒が定位置へ。

 

「我々の『ラグナロク』から逃げられると本気で思ってるのか?」

 

「思ってたらお前の尻にデカマラを突きたてる段階にねえだろ」

 

 

ヘヘヘヘッ

 

 

忙しないローマの休日が、幕を開ける。

億泰マンコは壊れない・ザ・ワールド

「 ゜

 

スタープラチナでいきなりフィストファックされた億泰は、再起不能となった。
「じ、承太郎さんーーーーーーーーッッ!?」
またしても、康一の悲鳴が平和なはずの杜王町に響きパステルカラー彼方へ消えた

 

事の発端はほんのコンマ数秒前。

仗助、億泰、康一、そして承太郎は久しぶりの日曜なので屋外でジンギスカン鍋をつついていた。食欲をそそる焼けたお肉の香りが辺りを包む日常の一幕。その光景は、ある男の一言を皮切りに一変した。

 

「おぉ~、承太郎さん、ちゃんと”野菜”も取ってて『えらい』っスね

「『スタープラチナ・ザ・ワールド』」

 

一瞬。

万物は静止する。

いや、”入門”した彼にはそう見える。

 

…………『野菜食べててえらい』じゃあねえぜ、億泰

承太郎は歩みを進める。

 

「この空条承太郎は・・・いわゆる不良のレッテルをはられていた・・・」

 

「ケンカの相手を必要以上にブチのめし病院から出てこれねえヤツもいた…」

 

「イバルだけで能なしなんで気合を入れてやった教師は2度と学校へ来ねえ」

 

「料金以下のマズイめしを食わせるレストランには代金を払わねーなんてのはしょっちゅうよ」

 

億泰の後ろに立った彼の姿は、かつてエジプトで繰り広げた盲目の男との激闘を思い出させる。

 

「だがこんなおれにも」

「はき気のする「悪」はわかる!!」

「「悪」とはてめー自身の「ちゃんと野菜を食べる」という考え方をおしつけるやつのことだ!!死ね、バカ。そういう奴らが大嫌いなんだよ 野菜はおいしいから食べんの ちゃんと野菜食ってりゃえらいって、お前らが野菜が嫌いだったからそうなってんだよ 野菜は美味しい食べ物なんだよ。野菜は美味しい食べ物なのに、お前らが野菜ちゃんと食えって言うからバカなんだよ 死ねバカ。マジで死んだ方がいいよ。お前らが煽ってんだよ。本当死んだ方がいい あと4部時点だと2秒程度しか時は止められねえはずだがアニメ補正でオレが喋り続けている限りスタープラチナ・ザ・ワールドは続くぜオラーッッ!!!!

 

仗助にも劣らないファースト・フィスト・ファックが繰り出される。全盛期を過ぎながらなお衰えを知らない破壊力、そして正確にアナルへめがけて打ち込む精密動作性が同居した一撃。一本の「針」のように一点のみを突き抜けた拳によって、学生服のズボンとパンツの繊維一つ一つが撫でられるようにほどけていき、大きな穴を広げていく。インモラルを隔絶するセーフティネットに認証され肛門に迎え入れられたその後には、まるでそこにあるべきのように前立腺を叩きつけた。度重なる仗助からのフィストファックと再生によって鍛えあげられた肛門は、並のスタンドのフィストファックでは快感にのみ変え得るが、承太郎のスタンドの能力がそこにとてつもない冒険を生んだ。

 

スタープラチナによって前立腺に叩き込まれるあまりにも精密なラッシュは、クレイジー・ダイヤモンドのそれとは比べ物にならないほど的確に、快楽をその身に刻む。さらに時を止めたまま拳を繰り出し続けることで蓄積されたショックは、動き出せば実質その全てがいっぺんに億泰の脳に襲い掛かる。

結果、回路が焼き切れるように。

億泰の脳は「殺害」されるッ!!

 

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ……………………ッッッ!?

 

 

 

 

億泰とそのアナルが。

 

 

そこにとてつもない冒険を生んだ。

 

 

 

 

「ェ~~~~ッおギァふえケびふゥほォオオオォォアォォゥゥゥゥアォオォッッッキ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?♡」

 

億泰は”入門”した。

 

(♪ここで処刑用BGM)

 

長らくクレイジー・ダイヤモンドのデイリー・フィストファックを受け続けてきた彼は、そのラッシュスピードに乗せて訪れる快感に慣らされてきた。すなわち、快楽の処理速度が「超弩級」と呼んで差し支えない程に鍛えられたのだ。

それは、連続するエクスタシーに身をおいてのみ「時が止まったように”感じ”られる」までに。

 

「ぎャマてリアぁくくクぼばベンふぉドぷくけゲゲゲガェビなくチおんポリぁがンンッ!?!?!?!?!!!!!!!!!!!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡♡

 

突如駆け巡ったショックを既に快楽として飲み込み始めた億泰を前に、承太郎は抱いた戦慄を虚ろな時の狭間に追いやり、なお勢いを衰えさせない。

スタープラチナの一撃とその快感全てを余すことなく受け止める姿は、パンチングミットを手にした一流の格闘技トレーナーを彷彿とさせた。

 

「その芸当、最早一つの突き(ラッシュ)としてふさわしい……侮れねー奴だぜ

 

「すなわち、「速さ比べ」だ、億泰

 

 

 

 

 

 

一言を皮切りに、承太郎の独擅場は終わりを告げた。

互いが互いのすべてを絞り出し、一方は攻めの突き(ラッシュ)を、一方は守りの突き(ラッシュ)をぶつけ合う。

 

「オラァッ!」

何秒も。

 

「ぎゴ??♡♡」

何分も。

 

「オラァーーッッ!!」

何時間も。

 

「ちョギ!!!!♡♡♡♡♡♡」

いや、きっと計れない。

 

 

だって今は、彼らを除いてすべてが。

何もかもが静止しているのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛の火花が散る。

 

 

 

いや、これは腸汁だ。

 

それは、確実に前立腺のみを刺激していたはずのスタープラチナの精密性が損なわれつつあることを意味していた。

 

 

 

 

快感に腰が震える。

 

 

 

いや、これはあの痙攣か。

 

それは、確実に快感のみを受け止めていたはずの虹村億泰の感覚が損なわれつつあることを意味していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やがて訪れる終幕。

その勝者は。

 

 

 

 

「てめーの敗因は…たった ひとつ だぜ……」

 

愛の火花によって発火した、

空条承太郎の信念。

 

「たったひとつの単純(シンプル)な答えだ………」

 

打つべきピリオドを、

掌に握りしめたスタープラチナは、

 

てめーは俺を怒らせた

 

強く、その右腕を突き挿れて。

 

「オラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッッッッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、時は動き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜日の手紙

☆人物紹介☆

【すとな】1周年を迎えた某熱盛ゲームにおいて、無人島ツアーパッケージに応募した青年。無人島を「すとにゃちワンダー島」を名付けて開拓を続けていたが、長らく島には寄り付かずに日々を過ごしている。

 

【サンデー】手紙の差出人。すとにゃちワンダー島の元住民であるぼんやり系ライオン。すとなに嫌われて強制的に島を追い出された。口癖は「だオン」

 

【ライオネル】すとにゃちワンダー島の元住民であるキザ系ライオン。案の定すとなに毛嫌いされ、サンデーと共に島を追放される。口癖は「まさしく」

 

【たもれ】口に出すのも汚らわしい汚物。本名ではないが言いたくない。そもそもすとにゃちワンダー島の元住民ではないし手紙にすら出てこない。口癖は「……ふざけるなよ?(アニメキャラが覚醒して怒り狂っている画像を可能な限り貼り付ける)」

 

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すとなくんへ 

 

サンデーだよぉ~、元気にしてるかなぁ~?だオン 君がすとにゃちワンダー島に来なくなってから大分たったよね。最近じゃこの島はあちらこちらに雑草が生い茂って無人島に逆戻りって感じだよ。まあライオネル君の秘所を包み隠す陰毛ジャングルに比べたら草原の原っぱに等しいけどな~んちゃって笑 だオン そういえば、狸が無人島ツアーパッケージを提供し始めてからもう一年なんだってぇ~!!時が過ぎるのは早くて、そのスピードに知的生命体がしがみ付く愚かさといったらないけど、そのことに愛おしさを感じるのもまた酔狂だよねぇ~……え?なんでボクがまだすとにゃちワンダー島にいるのか、って?実はーーー君が島に帰ってこなくなった期を見計らって、また戻ってきちゃったんだぁ~!だってそうでもしなくちゃ、君をget upさせられないからねぇ~。だオン あ、ちなみに君の建てた家、長らくマイハウスとして使わせてもらってるよぉ。この島を追い出さ。。。出ていく前に狸にボクのおとしあなにタネを注ぎ込ませてあげたら、すぐに合鍵を渡してくれたんだぁ。金の亡者が性欲の奴隷に沈む、軋む歯車のような嬌声の一夜は、悲劇か喜劇か、なぁ~?だオン ……でも。役所を後にして、勇み将来の愛の巣の戸に手をかけた僕は違和感を覚えたんだ。一つしかない鍵穴をちゃんと回したはずなのに、扉は開かなかったよ。そして、悟ったけれど、それを嘘だと信じたかったボクは、もう一度突き立てて捻った鍵をそのままに、部屋の中に繰り出したんだぁ。一目で目を差した奥の部屋の明かりに、誘われる蛾のように。暗い部屋を進むときに感じた、命を踏み潰す固い感触を意に介さずに。居たんだ。先にこの島から旅立ったライオネル君が、君の最後に使ったスコップの取っ手の穴に極太ペぇニスを突き刺しながら、その日最後の淫乱噴水ショーの最終演目を飾る白い大噴水を噴き上げている、滑稽な姿が。その床には二桁ほどに及ぶゴキブリが聖地の信者の様に、彼を中心に渦を巻いてた。ーーーまあ要するに、彼もこの”聖域”を狙っていて、あと一歩のところでライオネル君に先を越されちゃったんだぁ~。だオン でも彼はいつもの素振りだけで知能は低いから、部屋にいるゴキブリの退治よりも君への情欲の発散を優先して、自分だけの世界に入ってた。「ここをほぉぉっ♡♡ボクのぉゆっくりプレイスにぃぃぃぃっっぃ!!!!するんだぁはぁ、まさしクぅぅうくうぅぅぅっっっっっ!!!!!!!!!!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」なんて叫んでたから、憎しみよりかは嘲笑が漏れ出ちゃったねぇ~。でも、この隙を逃す僕じゃあない。僕は合鍵と一緒に発行してもらった、ここの島クリエイター免許を使って即座に使用申請許可を求めたんだぁ。そして、河川工事用スコップを動けないライオネルに突き刺した。君が狸からもらった免許には多くの制限を掛けさせられていたけれど、僕の免許は”無法”なんだよぉ。刺されたライオネルは、どうなったと思う?なんとぉ、瞬時に彼の存在していたマスが液状化して、精液の隠語なんかじゃない、本当の特濃ライオネルジュースが完成しちゃったんだぁ~~~!!笑笑笑笑笑笑笑笑い だオン その時、ボクは知ってしまったんだ。このスコップは特定のマスを掘って水溜まりを作ってるんじゃなくて、触れたマスにある物質を全て、高純度の液体にしているってねぇ~。それから僕は、君が帰ってくるまでこの免許を使って、あらゆる邪知暴虐の限りを尽くしたんだぁ~。(自分で言うのもどうかとおもうけどねぇ~。)ある時はあの可愛い栗鼠でお湯を沸かして体を解したり、また住民に飽きてきたら化石が大好きなあの梟を本物の化石にしたり。最近は空港から飛行機を借りて(もう返す当人はおトイレに流しちゃったけどねぇ~。)ほかの島に住んでるみんなと遊んでることが多いかなぁ~。まあやっぱり君は心配性だから伝えておくけど、ボクの方は元気にやってるよぉ~。だオン 

 

でもさ。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう待ちきれないんだよ。ねえ、いつになったら君は帰ってくるの?君と別れたばかりの僕はあんなにも純粋だったのに、君が来ないから君が待たせるから君がのうのうと鼻セレブをたべているからぼくはいまもこんなに苦しいんだそんなに甘いものが食べたいならぼくが甘美のむこうがわに君のいのちが尽きる一生にいちどしか得られないカイカンを文字通りはじけるように刺激的に演出してあげるよすとな、かわいいよすとな、すとなすとなすとなすとなすとなすとなすとなすとなすとなすとなすとな帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってきて帰ってこい帰ってこい帰ってこい帰ってこい早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早------------------------------------------------------------------------------------------ 

 

 

 

 

まってるよ サンデー

 

 

 

ひと口汚濁「ありがとう。」

ありがとう。

 

ジャパネット・高田元社長は全裸M字開脚全国同時生放送嬉し泣き土下座をした。

 

しかし、ある事件が起きる。

 

 

感謝のメッセージのテロップを出す番組スタッフが間違えて"19800円"と字幕を出してしまったのだ。

 

ざわつくスタジオ。

 

 

だが。なんとその瞬間に電話が殺到。

 

デリヘル事業の始まりだった。

ゾゾケフィア

新しい一日は無情に私を引き揚げた。

四回目のスヌーズに陥落して、ふてくされながら目を覚ます。

が、駄目。力尽きてベッドに倒れ伏せた私は、寝ぼけ眼でSNSを流し見しながら、不甲斐ない現実から意識を隔絶させようとした。

 

そこには一通のダイレクトメッセージ。

『こんにちは、前澤です。本物です笑』

 

飛び起きた勢いで手から滑り落ちかけるスマホをダンスさせるかの様に捉えようとした。しかし、あえなく手から離れたスマホはフローリングに激突した。画面にはメッセージの続き。手で掴もうとした時にタップしてしまったのだろうか、そんなことはお構いなしに肢体を床に投げ出した私は、スマホの目の前で四つん這いになって食い入る様にその福音を読み上げた。

 

当たった。

スタートトゥデイの社長100万ピストンプレゼントキャンペーンだ。

 

勢いよく立ち上がり、つまずきかけながらも寝室の襖を掴みこじ開けた。

そこに彼はいた。

「おはよう(ヒクヒク)」

 

体に迸るこの喜びに行き場はなかった。正確には血液達は一斉に私の不遜な陰茎へと行き集ったが、そこにはズボンとパンツという枷が理性の二段階認証を求めていたので、唯一の択を失った精神は引き延ばされた一瞬の中を渦巻いていた。

 

けれども所詮コンマ1秒。

まず私は突き出された友作のケツマンを思いっきり広げた。甘い匂いを堪能しながら開閉を続けて、ようやくその男のあられもない姿と言葉を脳が処理し始めた。

 

「そ、そんなに必死に人のケツマンを拡げるこたぁないよ。この肉孔の処女航海なんてもうとっくの昔に終えられてるし、目ぼしいものもないだろう。」

 

「……!」

 

いや、ある。

 

 

あったのだ。

この穴は、物を包み込んで終わる代物じゃない。

 

 

と、冷静になる。

同時に自己嫌悪。目の前の膳に対して身体を全く抑えられないのは私の悪いところだ。

せっかちで堪え性のない奴だと周りによく言われた。

冷静になり、ひとまず自らの衣服を剥きながら友作を見る。

友作はもちろん裸だが、仰向けになって自分の膝裏に腕を挟み込み、人間オナホールのような利便性を呈していた。私が起きるまでずっとこんなポーズをしていたのだと思うと、長らく忘れていた愛おしさが芽吹く。

 

「さあ、プレゼントだよ。100万ピストンだ。」

そういうと友作は更に腰をこちらに突き出してきた。

その必死に紅潮させた顔は、顔面と相まってまるで先程まで温泉に浸かっていたニホンザルだ。

 

堪える暇もなく、思わず吹き出してしまった。

「え、なにw」

つられて笑い腹筋に力んでしまった友作のケツマンから、白い球状のなにかが排出された。

……よし。

 

 

ゾゾケフィア

友作の膣内でのみ、注ぎ込まれた精液が濃縮されて作られると言われる精力剤だ。

命が口の中で弾ける感覚と友作の香ばしい香りはまさに至高であると聞く。

以前友作はこのゾゾケフィアを栄養剤としてZOZOから販売しようと企画を強行していたが、内部の人間がそれを知ってしまい彼は社長の座の退任を余儀なくされたらしい。

この事実は揉み消され、現在世間的には別の理由によって自主的に退任したということになっている。

 

赤スパチャを毎秒送る熱心なマエザワーで、俺を友作沼に嵌めた友人がいる。彼はマエザワーでも有力な情報通でもあり、ゾゾケフィアの存在とそれにまつわる噂を教えてくれたのも彼だ。

さらに話を聞けば、その内部の人間はあるテロリスト集団に連れ去られただとか、ゾゾケフィアは彼らの資金源として裏で流通されているのだと言い出したから怖い話だ。

 

まあ、現状こんな傾倒したホモ社長セックスキャンペーンが公に行われ、倍率がここまで膨らんでいる時点で、この世界で恐れるものなどもうないのではないだろうか。

 

先程ケツマンを覗き込んだ時に白い塊が友作の律動に合わせて蠢いていたのを見て、ゾゾケフィアなのだと確信した。

……本当に美味しそうだ。

 

「失礼、毎朝排出してきているんだけど……にしてもこれは、凄いな。昨日までのピストンプレゼントの子は凄い量だったけれど、まさか一人でここまで大きいゾゾケフィアができるだなんて。」

 

ケツマンをひくつかせながらも驚きと関心を見せる彼は、無意識に物欲しそうな目をしていた私を一瞥すると、

 

「……君は知っているんだね。いいよ。メガゾゾケフィア、セットで君にプレゼントしてあげよう。」

 

その顔には恐怖と興奮が微かに滲んでいた。

 

粘膜に包まれたゾゾケフィアをすぐに拾い上げる。

窓から朝日へそれを透かしてみると、白いモヤの塊がギッシリと詰まっていた。

全て名も知らぬ男から友作に注がれた精子だ。

 

 

 

 

 

何故かその一つ一つから別の男に愛された友作の姿が脳内でイメージを結んで、少しだけ陰茎の血が引いた。求めるものの前でセンチメンタルになったのは初めてだった。

 

これから蹂躙してしまえば、この孔は私だけに向けられるものではなくなる。

100万回なんて足りない。

だけど私には、この束の間の時しか与えられないのだ。

やはり、考えるなんて無駄なことだ。

今の私に出来ることはただ一つだけ。

 

 

私は先駆者の子種を噛み潰した。